昨今はスマートフォンが生活の中心を占め、机の前でPCを使う機会も減っている。株式取引の場合も、スマホでさくさくとネット接続し、場況は取引専用アプリで確認ができるので、別途メールで知らせを受け取るという必要性は低下している。
という事情は置いておいて、トレードステーションには、設定したアラートや注文が約定した場合など、メールを発信する機能があり、設定方法について以下に記す。(簡単です)
メッセージング (メール メッセージ)
ここでは、トレードマネージャーから設定する場合。(アラート設定画面からも出来る)
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例:トレードマネージャーの設定画面 |
[メール通知] にチェックを入れ、[設定] をクリックすると、[メッセージ] ダイアログが表示される。
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メッセージダイアログ |
例:Gmailで設定する場合
(gmailアカウント1からgmailアカウント2へ送信)
「SMTPサーバー名」:smtp.gmail.com
「SMTPポート番号」:465(SSL)または 587(TLS)
SSL/TLSは、どちらでも送信できるが、ここでは587を選択した。
「アカウント」には、Gmailにて登録したIDを入力。
「パスワード」にはGmailにて登録したパスワードを入力。
その他、「宛先メールアドレス」「送信元メールアドレス」にも、それぞれ入力。
宛先は、セミコロンを入れれば、複数記入が可能。
入力後、[設定]ボタンをクリックして、[テストメール送信]をクリックし「テストメールの送信に成功しました」と表示されることを確認すれば設定完了。
送信テストすると、gmailの場合、初回はエラーが出る。
エラーになった理由は、google先生が怒ってメールサーバへのログインをブロックしておられるから。(セキュリティ保護)
<対策>
送信アカウントのgmailメールボックスを開くと、「ブロックされたログインについて確認ください」という警告メールが入っている。中身は、「第三者による安全性の低いアプリからのgoogleアカウントへのログインをブロックしました」とある。
トレードステーションのセキュリティについて、ここで許可していいのか?他のgoogleアカウントへの影響はないのか、という問題はここでは置いておく。(自己責任、各自で判断してください。普段使っているgoogleアカウントじゃなく、メール送信用の別アカウントを作る手もあります)
ブロックを解除する方法は、メール文中にある「設定を変更する方法を確認」というリンクをクリック。
→安全性の低いアプリがアカウントにアクセスするのを許可する、説明を読む
→本文下部にある「安全性の低いアプリ」をクリック
→googleのアカウント情報画面で、「安全性の低いアプリのアクセスをオンにする」チェックボタンを入れる。
これで発信google側の設定はOK。
(そないに何度も安全性が低い、低いって言うなや!とツッコミを入れつつ作業継続(苦笑))
発信元のアカウントには、安全性の低いアプリへのアクセスが有効になりました、という件名のメールが届く。
最後に、トレードステーションに戻り、メッセージダイアログからもう一度[テスト]を押す。送信先のアカウントには、Tradestation - Test Messageという件名のメールが届く。
以上でOK!
文章にすると長いけれど、実際の作業は簡単です。